失敗しない家づくり〜和室編〜
こんにちは!
アクラスホームの広報担当です。
ライフスタイルの変化に伴い、昔ながらの和室を設ける家庭は少なくなっています。
そこで今回は、現代の暮らしに和室を取り入れる際のポイントをいくつかご紹介します。
畳スペースが人気
近年、主流となりつつあるのがリビングに併設してつくる「畳スペース」です。畳スペースは、現代のライフスタイルに合った使い勝手の良さが魅力です。リビングに併設することで一体感が生まれ、子どもの遊び場や来客用の寝室としても活用でき、多用途で柔軟な空間が実現します。和室の伝統美を取り入れつつも、和紙や樹脂製の畳ならメンテナンスが容易で清潔に保てます。デザインの自由度も高く、洋風インテリアとも調和しやすいので、和風・モダンどちらのスタイルにもマッチ。限られたスペースを有効に使いながら、快適で魅力的な空間を演出します。
和室で失敗を防ぐポイント
1. 用途をしっかりイメージする
和室をどのように使いたいかを明確にすることが大切です。子どものお昼寝やプレイルームとしての利用、来客用の寝室、将来の老後の寝室など、具体的な使い方を想定することで、最適な設計や必要な設備が見えてきます。
2. 広さは3帖以上でゆとりを
和室の広さは3帖以上が理想です。3帖あれば、来客用の寝室としても、日常的な家族の憩いの場としても十分な広さです。広さにゆとりを持たせることで、多用途に対応できます。
3. 小上がりにするかフラットにするか
和室をリビングより一段高い「小上がり」にするか、フラットにするかで雰囲気が大きく変わります。小上がりは腰掛けとしても使え、空間のアクセントになります。フラットにする場合は、リビングとの一体感が生まれ、広々とした開放的な空間になります。
4. 畳の素材を選び、快適さをプラス
畳は素材によって雰囲気と手入れのしやすさが変わります。イグサ畳は香りが豊かで伝統的な趣が魅力ですが、メンテナンスが必要です。和紙畳は自然素材で手入れが簡単、耐久性も高く、傷がつきにくい点がメリット。樹脂畳は手入れが簡単でコストパフォーマンスも良いため、気軽に取り入れられます。
従来の和室の畳はイグサが一般的ですが、和紙や樹脂製の畳を使った畳スペースなら、耐久性があり、汚れにくくメンテナンスも容易です。和紙畳や樹脂畳は、カビやダニが発生しにくいため、アレルギーの心配も少なく、清潔に保つことができます。
5. ロボット掃除機に対応した設計を
段差を設けずにフラットにすることで、ロボット掃除機をスムーズに使うことができます。掃除が簡単で日常的な手入れがしやすい点も魅力です。
6. 機能的な収納スペースを確保
来客用の布団やシーズンオフのアイテムを収納するスペースを確保しましょう。収納の間口は布団のサイズに合わせて広く設計し、取り出しやすさも考慮すると、実用性がアップします。
ぜひ、心地良く快適な家づくりの参考にしてくださいね。